【20代シンガポール在住日本人の5つのタイプ】独断と偏見満載

仕事

おそらく昔からどこの外国でも日本人だけのコミュテニティは多数存在してきたと思う。異なる環境、言語、文化で生活していると、共通の環境、言語、文化を擁する日本人だけで集まると安心して心地いい気持ちになる。

シンガポールにも多数日本人コミュニティが存在する。職場や業界、学校などコミュニティを形成する場は多々あるが、20代の若者は同い年で日本人コミュニィを形成している

9○年会や平成○年会など、生まれた年が同じ同い年限定の日本人コミュニティがあり、それぞれのコミュニティで100人を優に超える規模だ。

そこで今回は、そういったコミュニティや仕事で出会った20代のシンガポール在住日本人を大きく5つタイプに分けて紹介する。筆者ジョーの独断と偏見が満載なのであしからず。

もちろん、30代、40代、50代と年齢が上がればこの限りではない。

シンガポールに住んでいる20歳代の日本人はこういう人たちなんだと参考になれば嬉しい。

ジョーです。Twitterもやってます。

「バリバリ」系 駐在員

日本本社から活躍を見込まれ、戦力としてシンガポールに送り込まれた駐在員。いわゆる”普通の駐在員”だが、20代ではほとんどいない。ごく稀に中小企業やベンチャー企業の社員では見かける。企業の規模にもよるが、彼らは、日本での成果を認められ、20代にして社運の掛かったシンガポールで経営幹部としてビジネスを任されている。故に示唆に富んだ人が多い。日本人の上司や日本人の顧客とカッページの日本人キャバクラで、頻繁に接待をしている

「研修」系 駐在員

語学の習得や海外での仕事の経験を目的として一定期間派遣されている駐在員。”海外研修”という側面が大きい。任期は半年~2年。シンガポールにいる20代の駐在員の9割5分が”研修系駐在員”と言っていい。

企業によっては、日本本社の人事部が人件費を負担しているので、現地法人にとってデメリットが少ない人員とされている。しかし、彼らは研修目的でシンガポールへ来ていることを話したがらない。中には、シンガポールを気に入ってしまい、帰任の時期に退職し、シンガポール内で転職する人もいる。任期が短く帰任時期もすでに決まっているからか、休日は日本人の友人たちと、ゴルフにテニス、飲み会と充実した毎日を過ごしている

「キャリア」系 現地採用

「日本に留まっていてはいけない」と、自身のキャリアのためシンガポールにやってきた現地採用。自分の意志で前職を退職し、シンガポールを選びシンガポールで生活している。そのため、仕事に情熱を持ちシンガポールへの敬意も持ち合わせている。”キャリア系現地採用”だけで集まり、ビジネスや将来の夢について熱く語り合っていることも多い。また、「自分は優秀」という勘違いをしている人も少なくない。会社からの辞令でシンガポールに赴任している、高待遇な”研修系駐在員”を目の敵にしている。日本人だけでなく、シンガポール人とも交友関係を広げている。

「日本脱出」系 現地採用

「日本の古い文化が嫌い、海外でゆっくり生活したい」と、シンガポールに住んでいる現地採用。残業がない、男女平等で寛容な文化、治安のよいシンガポールでの生活を謳歌している。前職でブラック企業を経験した人が多い。留学経験や帰国子女の人も多い。交友関係は、日本人やシンガポール人だけでなく、欧米人など多岐に渡る。

駐在妻/駐在夫

配偶者がシンガポール赴任となり、帯同してシンガポールにやってきたいわゆる”駐妻”(駐夫)。個人的に一番凄い人たちだと思っている。自身の希望ではなく、配偶者のため、家族や友人もいない異文化の環境に飛び込んで来た人たち。さらに、そんな環境の中、子育てをしている人たちもいる。シンガポール帯同のため自身のキャリアを諦めたり中断したりしている人も珍しくない。ママ友コミュニティにも所属しているが、ママ友は30代の年上が多く、同い年コミュニティとの付き合いが一番のストレス発散になる。

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